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疲れやすい・だるさが続く symptoms

症状から調べる

疲れやすい・だるさが続く——
「休んでも回復しない疲れ」

2026年6月更新 白岩医院 院長 読了約3分

「よく寝たのに朝からだるい」「以前より疲れやすくなった」「何をするにも億劫で体が重い」——こうした倦怠感を「年のせい」「働きすぎ」と片付けていませんか?休養しても回復しない疲れが続く場合、貧血・糖尿病・甲状腺機能低下症・心不全・腎臓病など、治療が必要な病気が隠れていることがあります。血液検査一つで原因が見つかることも多く、早めの確認が大切です。

まず自分でチェック——当てはまるものはありますか?

疲れやすさ・だるさのセルフチェック

1
十分寝ても翌朝から体がだるい
休息で回復しない疲れは病気のサイン
2
以前より動くとすぐ疲れる・息切れする
心不全・貧血・甲状腺の可能性
3
顔色が悪い・まぶたの裏が白い
貧血の典型的なサイン
4
体重が増えた・寒がりになった・むくむ
甲状腺機能低下症の可能性
5
のどの渇き・頻尿・体重が減った
糖尿病の典型症状と重なる
6
健診で貧血・血糖・腎機能を指摘された
放置せず、フォロー受診を
2つ以上当てはまる方は、血液検査で原因を確認することをおすすめします。「疲れ」は多くの病気に共通する症状ですが、血液一本で貧血・血糖・腎機能・甲状腺など複数の原因を一度に調べられます。
🚨 次の症状が重なる場合は今日中に受診または119番を

✔ 急に強い倦怠感+胸痛・息切れ・動悸がある
✔ 急激な体重減少(1か月で3kg以上)+強いだるさ
✔ 高熱+だるさ+黄疸(皮膚・白目が黄色い)
✔ 意識がぼんやりする・ひどく混乱している

心不全の急性増悪・重症感染症・肝不全・糖尿病昏睡などの可能性があります。

「疲れの感じ方」が原因のヒントになります

疲れ・だるさは多くの病気に共通する症状ですが、他の症状との組み合わせで原因を絞り込めます。

疲れとともにある症状で絞り込む

疲れ+動悸・息切れ・むくみ心不全・不整脈・貧血の可能性
疲れ+のどの渇き・体重減少・頻尿糖尿病の典型症状の組み合わせ
疲れ+体重増加・寒がり・便秘・むくみ甲状腺機能低下症に特徴的
疲れ+顔色が悪い・立ちくらみ・息切れ貧血(鉄欠乏性・腎性など)
疲れ+尿の泡立ち・足のむくみ慢性腎臓病(CKD)の可能性
疲れ+気分の落ち込み・眠れない・意欲低下うつ病・自律神経の乱れの可能性

疲れの「出方」で絞り込む

朝からだるく、夕方に向けて改善しない副腎不全・甲状腺機能低下症・うつ病に多いパターン
動いたときだけ疲れる・動くと息切れ心不全・貧血・COPDに多い「労作時疲労」
最近急に疲れやすくなった急性・亜急性の疾患(貧血の進行・心不全の悪化など)
何年も前からずっとだるい慢性疾患(糖尿病・CKD・甲状腺)・睡眠障害の可能性
睡眠をとっても疲れが取れない睡眠時無呼吸症候群・うつ病・慢性疾患に共通するサイン

緊急度の目安——次にとるべき行動

今日中に受診・119番
急な強い倦怠感+胸痛・息切れ・動悸/急激な体重減少+強いだるさ/黄疸(皮膚・白目が黄色い)+だるさ/意識がぼんやりする 心不全の急性増悪・重症感染症・肝不全・糖尿病昏睡の可能性
→ 当日・119番
早めに受診
数週間以上、休んでも回復しない疲れが続いている/顔色が悪い・まぶたの裏が白い・立ちくらみがある(貧血の疑い)/体重増加+寒がり+便秘+むくみ(甲状腺機能低下症の疑い) 貧血・甲状腺機能低下症・糖尿病・CKDなどの可能性。血液検査で確認を
→ 数日以内
早めに受診
いびきがひどく朝から疲れが取れない・日中も眠い/高血圧・糖尿病・心臓病があり、最近著しく疲れやすくなった 睡眠時無呼吸症候群・生活習慣病の悪化・心不全初期の可能性
→ 数日以内
受診を検討
気分の落ち込み・意欲低下・眠れないことも伴う/過労・強いストレス下でだるさが続く うつ病・自律神経失調の可能性。ただし身体的な病気を先に除外することが重要
→ 近日中

疲れやすさ・だるさを引き起こす主な病気

「疲れ・だるさ」は非常に多くの病気に現れる共通症状です。血液検査で多くの原因を一度に絞り込めます。

⚠ 貧血(鉄欠乏性・腎性・その他)

赤血球が少なく全身への酸素供給が不足する。疲れやすさ・息切れ・立ちくらみ・顔色の悪さが典型。女性・高齢者・慢性腎臓病の方に多く、血液検査で診断・治療できる

⚠ 甲状腺機能低下症

甲状腺ホルモンが不足し代謝が低下する。強い疲労感・体重増加・寒がり・便秘・むくみ・抑うつが特徴。女性に多く、見逃されやすい。血液検査(TSH・FT4)で診断・薬で改善

注意 糖尿病・高血糖

エネルギーをうまく利用できないため強い倦怠感が起きる。のどの渇き・体重減少・頻尿を伴う。HbA1c・血糖値の確認が必要

注意 慢性腎臓病(CKD)

腎機能低下による老廃物の蓄積・腎性貧血がだるさの主因。むくみ・尿の泡立ちを伴うことも。eGFR・クレアチニンの確認を

注意 心不全

心臓のポンプ機能低下による全身への酸素不足。動作時の息切れ・疲労感・むくみが合わさる。BNP検査・心臓エコーで評価

注意 睡眠時無呼吸症候群(SAS)

夜間の低酸素で睡眠の質が低下し、どれだけ寝ても疲れが取れない。いびき・日中の強い眠気を伴う。CPAP治療で劇的に改善することも

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

甲状腺ホルモン過剰により代謝が亢進。疲れやすさ・動悸・体重減少・手の震え・発汗過多が特徴。血液検査で診断

うつ病・自律神経失調症

精神的・心理的な原因による倦怠感。気分の落ち込み・意欲低下・睡眠障害を伴うことが多い。ただし身体的な病気を先に除外することが重要

脂質異常症・メタボリックシンドローム

慢性的な代謝の乱れが疲れやすさにつながることがある。他の生活習慣病と合わさって倦怠感を悪化させる

薬の副作用

降圧薬・糖尿病薬・利尿薬・睡眠薬・抗ヒスタミン薬などが倦怠感・だるさを引き起こすことがある。薬を変更・開始したあとに出た場合は相談を

白岩医院での検査——血液検査一本で多くの原因がわかります

「疲れやすい」という症状に対して、白岩医院では血液検査・尿検査を組み合わせて原因を網羅的に確認します。

検査項目何を調べるか関連する病気
血算(赤血球・ヘモグロビン)貧血の有無・種類・重症度鉄欠乏性貧血・腎性貧血・その他の貧血
血糖・HbA1c血糖値のコントロール状態糖尿病・糖尿病予備群
腎機能(クレアチニン・eGFR)腎臓のろ過機能慢性腎臓病(CKD)・腎不全
甲状腺機能(TSH・FT4)甲状腺ホルモンの過不足甲状腺機能低下症・亢進症(バセドウ病)
肝機能(AST・ALT・γ-GTP)肝臓の炎症・障害脂肪肝・肝炎・肝硬変
BNP(心不全マーカー)心臓への負荷の程度心不全
電解質(カリウム・ナトリウム)体内のミネラルバランス電解質異常・薬の副作用
CRP・白血球数炎症・感染の有無感染症・自己免疫疾患・悪性腫瘍
尿検査(蛋白・糖・潜血)腎臓・膀胱・血糖の異常CKD・糖尿病・尿路疾患
💡 「疲れやすい」という訴えに対する血液検査は、一度に多くの原因を調べられる最もコストパフォーマンスの高い検査です。特に中高年の方で「なんとなく体がだるい」が続く場合、甲状腺機能低下症・貧血・糖尿病・腎臓病のいずれかが見つかることが少なくありません。

特に注意してほしい方

中高年の女性の方へ

疲れやすさの原因として特に見逃されやすいのが「貧血」と「甲状腺機能低下症」です。

月経量が多い・月経が不順鉄欠乏性貧血の最多原因
更年期以降に体が重い・むくみやすい甲状腺機能低下症は中高年女性に多い
「更年期障害かも」と思っている甲状腺・貧血・うつ病との鑑別が重要
血液検査で甲状腺・血算を確認するだけで
多くの場合、原因が判明します

高齢者・生活習慣病がある方へ

複数の病気が重なって疲れやすさが起きているケースが多くあります。

糖尿病+CKD→腎性貧血→疲れやすさ病気が連鎖してだるさが悪化するパターン
心不全の悪化で疲れやすさが増したむくみ・息切れの変化と合わせて確認を
複数の薬を飲んでいる薬の副作用・相互作用がだるさの原因のことも
お薬手帳を持参していただくと
薬の見直しも合わせて行えます

疲れやすさ・だるさに関連する病気の説明

病気倦怠感との関係詳細ページ
糖尿病高血糖によるエネルギー利用障害。疲れやすさ・体重減少・のどの渇きが三大症状→ 糖尿病のページへ
慢性腎臓病(CKD)腎性貧血・尿毒素の蓄積による倦怠感。CKDが進むほど疲れが強くなる→ 慢性腎臓病のページへ
心不全心臓のポンプ機能低下で全身の酸素供給が不足。動作時の疲労感・息切れが特徴→ 心不全のページへ
睡眠時無呼吸症候群夜間の低酸素による慢性的な疲労。どれだけ寝ても疲れが取れない代表的な原因→ 睡眠時無呼吸症候群のページへ
メタボリックシンドローム代謝の乱れ・複数の生活習慣病の合併が慢性的な倦怠感を引き起こす→ メタボリックシンドロームのページへ

「休んでも回復しない疲れ」が続くなら、白岩医院にご相談ください

「疲れているだけ」と思っていた症状が、貧血・甲状腺・糖尿病・腎臓病など治療できる病気だったというケースは少なくありません。血液検査で多くの原因を一度に確認できます。

  • よく寝ても翌朝からだるい・疲れが取れない
  • 以前より体が重く、動くとすぐ疲れる
  • 顔色が悪い・まぶたの裏が白い・立ちくらみがある
  • 体重が増えた・寒がりになった・むくみやすくなった
  • いびきがひどく、朝から疲れている・日中も眠い
  • 健診で貧血・血糖・腎機能の異常を指摘されたことがある

疲れやすさ・だるさは「仕方ない症状」ではありません。原因が見つかれば、多くの場合で治療によって改善できます。白岩医院では血液検査で貧血・甲状腺・糖尿病・腎臓・心臓をまとめて評価し、糖尿病・高血圧・脂質異常症・心不全・CKDなど複数の病気がある方も一括してサポートします。お気軽にご相談ください。

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