健康診断で引っかかった方へ
健康診断の結果で気になることが
あれ
ば当院までご相談ください
定期的に健康診断を受けることはもちろん大切ですが、異常が見つかった際にすぐ医療機関で診断を受けることも重要です。また、ご自身で生活習慣を見直すことで数値が改善する可能性があります。健康診断の結果でお悩みや相談ごとなどありましたら、当院までご来院ください。
検査結果について
異常なし
正常範囲のため問題はありません。引き続き健康状態が維持できるように努めるとともに、定期的に健康診断を受けましょう。
要経過観察
定期的な検査で経過を観察する必要があります。健康維持のために、生活習慣の改善などが必要となります。当院では、患者さんに合わせて日常生活の際のアドバイスをしておりますので、お気軽にご相談ください。
要精密検査・要再検査
健康診断では、病気の疑いや可能性が分かる場合もあります。病気の有無や特定のため、精密検査を受ける必要があります。
要治療
すぐに治療が必要な状態です。専門医への紹介が必要になることもあります。
検査項目について
メタボリックシンドローム
腹囲が男性で85㎝、女性で90cm以上の方で、脂質異常・高血糖・高血圧のうち2つ以上を合併している状態のことです。脳出血・脳梗塞・心筋梗塞などのリスクが高く、動脈硬化が進行しやすい状態なので、メタボリックシンドロームと診断されたら受診が必要となります。
血圧
血圧が高い状態が続くと血管に大きな負担がかかり続けるため、動脈硬化を起こしやすく脳出血・脳梗塞・心筋梗塞などのリスクが高くなります。血圧は緊張などでも上昇しやすいため、高血圧症かどうか、診断のためにもクリニックを受診してください。
コレステロール
LDLコレステロールの値が高いと、動脈硬化を引き起こすリスクも上がります。また、中性脂肪が高い状態が続くことも、動脈硬化のリスクが高くなるので注意が必要です。
血糖値
血糖値が高いと血管に負担がかかり動脈硬化が起こりやすく、脳出血・脳梗塞・心筋梗塞等のリスクが上がります。また、糖尿病になると失明や足指の壊死などの症状が出る可能性があるので、血糖値をコントロールし健康な状態の維持を目指すことが大切です。
尿酸値
尿酸はプリン体が分解されてできる老廃物です。血中の尿酸値が高いと血管や腎臓に負担がかかります。関節内に蓄積し痛風発作を起こすこともあります。
尿検査
尿検査では、尿蛋白・尿糖・尿潜血・尿沈渣・尿比重から、腎臓・膀胱・尿管・尿道・糖尿病などの病気の可能性を調べます。尿検査で異常が疑われたときには、精密検査で病気の有無を調べる必要があります。
肝機能
肝臓細胞に由来するASTやALT値、その他ALP、γ-GTP値やビリルビンなどさまざまな観点から肝機能をチェックします。
心電図
健康診断で行われる心電図とは、心臓が鼓動を打つ際に発する微弱な電気信号を記録して、心臓の健康状態を確認する検査です。不整脈や虚血性心疾患、心筋梗塞、狭心症などの心疾患の早期発見・治療に役立てられています。
貧血
健康診断の血液検査では、貧血であるかどうかを確認ができます。血液中のヘモグロビン量によって貧血の重症度が分かり、場合によっては治療を受けていただく必要もあります。疲れやすい、立ちくらみしやすい、すぐに息が切れるなど当てはまる方は注意が必要です。