病気の説明
高血圧について、
知っておきたいこと
高血圧は、自覚症状がないまま静かに進む病気です。でも、早めに気づいて少しずつ生活を整えることで、十分にコントロールできます。「最近血圧が高めかも」と思ったら、まず一緒に確認してみましょう。
血圧の数値の目安
| 区分 | 診察室血圧(上/下) | 家庭血圧(上/下) | 状態 |
|---|---|---|---|
| 正常血圧 | 120 / 80 未満 | 115 / 75 未満 | 良好 |
| 正常高値血圧 | 120〜129 / 80 未満 | 115〜124 / 75 未満 | 少し高め |
| 高値血圧 | 130〜139 / 80〜89 | 125〜134 / 75〜84 | 要注意 |
| 高血圧(1度) | 140〜159 / 90〜99 | 135〜144 / 85〜89 | 受診を |
| 高血圧(2〜3度) | 160以上 / 100以上 | 145以上 / 90以上 | 早めに受診を |
ℹ 家庭血圧は朝起きてすぐと夜寝る前に測った値の平均が目安です。医療機関での測定値より少し低い基準になっています。
治療の目標値 JSH2025 改訂
2025年のガイドライン改訂で、目標血圧が年齢や持病にかかわらず統一されました。「まずはこの値を目指しましょう」という、みんな共通のゴールです。
診察室血圧の目標
130 / 80 mmHg 未満
家庭血圧の目標
125 / 75 mmHg 未満
※ 妊娠中・高齢で体が弱っている方・終末期などは、個別に目標を調整します。気になることがあればお気軽にご相談ください。
気になるサイン・主な原因
こんな症状ありませんか
高血圧は多くの場合、症状がありません。次のサインが続くときはご相談を。
朝の頭痛・頭が重い感じ
肩こり・首のこわばり
めまい・耳鳴り
動悸・息切れ
顔がほてる・赤くなる
視野のかすみ・ぼやけ
血圧が上がりやすい原因
心当たりがあるものから、少しずつ見直してみましょう。
塩分の摂りすぎ(1日6g未満が目安)
肥満・運動不足
お酒の飲みすぎ・喫煙
ストレス・睡眠不足
加齢・家族に高血圧の方がいる
糖尿病・腎臓病などの持病
日常生活でできること JSH2025 重視
新しいガイドラインでは「治療」だけでなく「日々の管理」が重視されています。完璧にやろうとしなくて大丈夫。できることから始めてみてください。
毎日血圧を測って記録する
朝と夜の2回が理想。記録が受診時に役立ちます
減塩を意識した食事
みそ汁を薄めに、醤油をかけすぎない工夫から
無理のない有酸素運動
ウォーキング週150分程度が目安です
十分な睡眠・ストレスを溜めない
休養も立派な血圧管理のひとつです
禁煙・お酒は控えめに
禁煙は血管全体にとっても大切です
お薬は自己判断で止めない
変更したい場合はまずご相談ください
💡 2025年のガイドラインでは、家庭での血圧記録を治療の中心に位置づけています。毎日の測定が、ご自身の血圧管理の第一歩です。
こんなとき、白岩医院にご相談ください
「受診するほどでもないかな」と思わず、気になったときがちょうどいいタイミングです。
- ›健診で「血圧が高め」といわれた
- ›家庭血圧が 135/85mmHg 以上が続いている
- ›頭痛・めまい・動悸などの症状がある
- ›血圧の薬を飲んでいるが、副作用や体調が気になる
- ›家族に高血圧・脳卒中・心臓病の方がいる
血圧のことは、一人で抱え込まないでください。生活習慣のアドバイスから、お薬の相談まで、患者さんのペースに合わせてサポートします。どうぞお気軽にお越しください。
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